セッティングと挙動 のバックアップソース(No.3)

Project CARSはレーシングシミュレーターなので、車のきめ細やかなセッティングが可能です。

#ref(fuel.jpg)

まず最初にやることはガソリンを減らすことです。
無駄なガソリンを積んだままレースを戦うのは大きな重量ハンデです。
大体30Lぐらいに設定するといいでしょう。

空気圧はタイヤ表面温度との兼ね合いになります。
2周ぐらいしてもタイヤ温度が上がらず、右下のマークが青色のままだった場合は空気圧を下げてください。
緑色が調度良い温度です。タイヤが加熱しすぎてマークが赤くなってしまう場合は空気圧を上げてください。

#ref(setup.jpg)

後は、サスとアライメントの調整になります。
基本的にアンダーステアやオーバーステアを、ニュートラル(もしくは弱アンダー)に近づける作業になります。

アンダーステアが強くてハンドルを切っても曲がりきれない場合は、以下の対処を行います。
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*フロントの空気圧を下げる。
*フロントの車高を下げる。
*フロントのバネを弱くする。
*フロントのダンパーを弱くする。
*フロントのスタビライザーを弱くする。
*フロントのダウンフォースを強くする(調整できる場合)
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オーバーステアが強くてすぐにスピンしそうになる場合は、以下の対処を行います。
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*リアの空気圧を下げる。
*リアの車高を下げる。
*リアのバネを弱くする。
*リアのダンパーを弱くする。
*リアのスタビライザーを弱くする。
*リアのダウンフォースを強くする(調整できる場合)
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また、ブレーキング時にオーバーステアになってしまう場合は、ブレーキバランスをフロントよりに、
アンダーステアになる場合はリアよりにしてください。

路面が荒れているサーキットや公道を走る場合、サスを固めすぎるのは禁物です。
路面にしっかり追従する良く動くサスにセッティングすることで、
グリップが増し楽に速く走れる車にセットアップすることが出来ます。

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デファレンシャルギア(LSD)の説明です。

#ref(lsd.jpg)

Limited Slip Acceleration Lockは、
アクセルを開けた時のロックの強さです。
加速時にイン側にある駆動輪のホイールスピンを防げますが、強くし過ぎると縁石やダートに触れるだけでスピンします。
加速時イン側のホイールスピンが気にならない車の場合は最弱にしてもかまいません。

Limited Slip Deceleration Lockは、
アクセルを抜いた時のロックの強さです。
減速時の安定に効果がありますが、強すぎるとコーナーリング初期の回頭性が落ちます。

Limited Slip Preloadは、常時かかっているロックの強さです。
走行が不安定な場合はかけてもいいですが、10N-mぐらいで良いと思います。

デフの設定は、なるべく弱くした方が不意のスピンが防げるため、
内側タイヤのホイールスピンのロスが多少あったとしても、
レースをミス無くコンスタントに走れるようになり成績も安定します。

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ウイングなどでダウンフォースを調整できる車の場合は、なるべく強くすることをおすすめします。
(ル・マン24時間サーキット以外)

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トーイン設定は車の直進性と初期回頭性に影響があります。
デフォルトでは回頭性を重視したトーアウトになっていることが多いですが、
ストレートで直進性不足だと感じた場合は、0.2~0.6度トーインに設定にすると改善されます。

また、トーイン0度設定は走行抵抗が減り、ストレートスピードが稼げるのでオススメです。


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ドリフト用の設定
ゲーム設定でDriving Assists Allowedを Realにしてから、
車の設定でTraction Control Slipを最弱にすると出来るようになります。

#ref(Drift.jpg)

ドリフトがやりやすい車
McLaren F1
BMW M3 GT
FORD MK IV

そこそこドリフトが出来る車
アストンマーチン
BAC MONO
BMW M3 E30 GroupA
Gumpert Apollo